レンタルした振袖の返却方法、いつ?どうやって返せばいい?
振袖は着る機会が限られているので、購入ではなくレンタルする方も増えてきました。レンタルだと低価格でブランド着物やトレンドのデザインが着られるようです。レンタルの振袖は着用が終わったら返却しますが、返却方法やどのように返すのかなど前もって調べておくと便利ですよ。そこでこの記事では、振袖の返却方法を解説しましょう。
返却時のクリーニング代を確認
レンタル店にもよりますが、基本的にはクリーニングは不要です。レンタル料金の中に振袖のメンテナンス料も含まれています。振袖は洗い方も特殊で、クリーニング店でも取り扱っていないところもあるようです。着物を取り扱える店舗でないと、色落ちなどの問題が発生してしまうので、レンタルした場合は自分でクリーニングに出さずに返却しても問題ありません。
クリーニング代に関しては店舗によっても違うので、レンタルする際には必ず確認しましょう。気をつけていても不測の事態で汚れてしまうこともあります。どの程度の汚れなら大丈夫かなどを聞いておきましょう。
着用日から3日以内に返却することが一般的
振袖をレンタルした後は、返却期限があることを忘れないでください。自宅から近い店舗からのレンタルなら当日に返すことも可能ですが、遠方の場合は当日に返すのは大変です。当日に返却する店舗は少なく、翌日から3日以内が一般的です。宅配便で返却OKな店舗や持ち込みの店舗など、店舗によって違いがあるのでレンタル時の契約を確認しておきましょう。万が一、聞いていなかった、日数を忘れてしまった場合は、店舗に確認し返却期限を過ぎないようにしましょう。
また、返却は数日以内が一般的ですが、プランによって延ばすこともできるようです。前撮り、後撮りプランなどは数週間の返却期限が設けられていることもあります。レンタルの場合は借りたもの全て返却です。店舗によっては肌着をプレゼントなどの特典もありますので返却の際には何を返すのかもきちんと把握しておきましょう。返し忘れがあった時には延滞料金が発生することもあります。宅配便で送る場合には入れ忘れなどないように返却日数、返すものを確認して返却しましょう。
振袖を汚してしまったら?
着物は洋服とは違い洗濯ができません。自分は気をつけていても、食事の際に他の人の飲み物がかかった、悪天候で雨に濡れたなど予測不可能な事態も起きてしまいます。
レンタル店の規約をチェックする
振袖をレンタルした場合に汚してしまったら、クリーニング代を請求されることもあるでしょう。店舗によって違いはあるものの、レンタル前に店舗の規約をチェックしておくと安心です。ほとんどの店舗ではクリーニング代を請求しないことが多いようですが、汚れの許容範囲は店舗ごとに違い、規約に詳しく記載されています。レンタルしてから後悔しないように、レンタル前に汚れに関しての規約を必ず確認しましょう。
汚れたら余計なことはしない
振袖に汚れがついてしまったら、すぐに店舗へ連絡しましょう。簡単な応急処置で済む場合は店舗から指示や説明があるので従ってください。広範囲に渡る汚れがついてしまったらすぐに店舗へ連絡をしましょう。トラブルを避けるためにも、連絡することが大切です。
クリーニング代を『請求される汚れ』と『請求されない汚れ』がある
振袖をレンタルした時についてしまう汚れには、クリーニング代を請求される汚れと請求されない汚れがあります。
【クリーニング代を請求される汚れ】
・意図的につけられた汚れ
・車のドアに挟んだ時の機械油汚れ
・ワインやソースなどの汚れ
・たばこの焦げ
・吐しゃ物の汚れ
・香水の匂い
・香水のシミ
軽い汚れでも自己判断せずに店舗に連絡しましょう。
【クリーニング代を請求されない汚れ】
・襟についたファンデーションの汚れ
・袖や裾についた軽い汚れ
レンタル店の規約により違いはありますが、襟についたファンデーション、袖や裾についた軽い汚れはクリーニング代を請求されないことが多いようです。店舗によっては、襟についたファンデーションもクリーニング代を請求する汚れに入ることもあります。レンタルする際には必ず確認しましょう。
レンタル振袖の汚れに対する保険や保証があるなら活用する
着物が万が一汚れてしまった場合に、クリーニング代を補償してくれる保険があります。万が一、汚れてしまっても保険に入っていれば安心です。ですが、保険に加入しても対象外のものもあります。
・香水の匂い
・香水のシミ
この2つは対象外になることが多いようです。レンタルした際には香水はつけないようにしましょう。
着物を汚さない工夫をしよう
ちょっとした工夫でシミや汚れを防げます。食事の際には膝の上にハンカチを載せる、階段を上る時には着物を少し持ち上げるなどすると汚れを防止できるでしょう。
振袖の返却期限は一般的に翌日から3日以内です。わからない時はすぐに日数を確認しましょう。汚れに関しては店舗ごとの規約によって違いがあり、レンタル料金は安くてもクリーニング代を請求されることもあるので、レンタルする前に規約をチェックしましょう。